Dropbox上のファイル名を大文字から小文字(または小文字から大文字)に変更すると、同期している他のマシン(Mac/Win)ではその変更が同期されません。
例えば SAMPLE.JPG を sample.jpg に変更した場合、同期している他のマシンでは SAMPLE.JPGのままです。
解決方法
ここでは分かりやすくするため、WinとMacの2台で同期している場合で説明します。
(Win同士、Mac同士でも同じです)
Win:「SAMPLE.JPG」を「sample.jpg」に変更した
Mac:「SAMPLE.JPG」のまま(同期されない)
解決方法にはいくつかの方法がありますが、問題もあります。
それは同期先のマシンが起動していないと、ファイル名の大文字/小文字まで同期してくれないということです。
Dropbox上でVersion Historyを見ると変更はされていますが、同期先のマシン(上記の例の場合Mac)は変更されません。同期先のマシンが起動している場合は変更されます。
以下、具体的な方法です。
ここではWinで「sample.jpg」、Macで「SAMPLE.JPG」となっている場合を例に説明します。
ファイルをコピーし、元の名前に戻す
- Winで「sample.jpg」をコピーし、「コピー 〜 sample.jpg」を作成します。
Macにも「コピー 〜 sample.jpg」が作成されます。 - Winで「sample.jpg」を削除します。
Macでは「SAMPLE.JPG」が削除されます。 - 「コピー 〜 sample.jpg」を「sample.jpg」に変更します。
Macでも「コピー 〜 sample.jpg」が「sample.jpg」に変更されます。
ファイルを「My Dropbox」フォルダの外に出し、元に戻す
- Winの「sample.jpg」を「My Dropbox」フォルダの外に移動します。
Macでは「SAMPLE.JPG」が削除されます - Winで「sample.jpg」を「My Dropbox」フォルダの中に戻します。
Macに「sample.jpg」が追加されます。
ファイル名をリネームし、元に戻す
- Winの「sample.jpg」を例えば「_sample.jpg」に変更します。
Macの「SAMPLE.JPG」が「_sample.jpg」に変更されます。 - Winで「_sample.jpg」を「sample.jpg」に変更します。
Macの「_sample.jpg」も「sample.jpg」に変更されます。
上記いずれの方法も同期先のマシン(上記の例の場合Mac)が起動していて、一つ一つの操作結果が同期されてから次の操作に進んでください。